セラピストが今熱いかも??NYのスタートアップ:Talkspace
みなさんはセラピストのもとに訪れカウンセリングを受けたことがありますか?
ないですよね。僕もないです。(笑)
日本ではセラピーに通ってると言ったら、こいつ精神病を患っているんとちゃうのと思われそうですよね。だから、行きずらい。というかそもそもセラピーに行く文化がない。それと対照的でセラピー文化が根付いているアメリカでサービスを開始したオンラインサービスがある。
なのでこのサービスが日本で流行るかどうかは怪しいところですが、現地アメリカでは資金調達し今後成長の可能性が高いサービス、Talkspace。
いつでも手頃に匿名でセラピストとチャットできるTalkspace
もともとセラピーに行くというのが普通のアメリカ。学校や職場には必ずと言っていいほどセラピストがいる。そのセラピーをオンライン上でできるサービスがTalkspaceだ。既に20万人のユーザーが利用している。
500人以上のライセンスを持ったセラピストが所属しており、匿名で表に出す必要もなくまた制限なくカウンセリングを受けることが可能だ。また予算に応じてプランを変更できたり、お気に入りのセラピストを見つけて自分の専属の療法士を見つけることが可能だ。
日本の感覚でいけばこんなサービスあたらねえだろうと思うが、アメリカでは大うけ。BtoCだけでなく、企業向けにもサービスを展開して社員にセラピストをオンライン上でつけるBtoB戦略も行っている。またソーシャルメディア依存者向けのカウンセリングやカップル向けやLGBTに関するカウンセリングサービスも行っている。
現在はチャットだけしかできないが、今後は電話機能が付くかもしれない。ただこれを実現させようと思うと相当な数のセラピストが必要になるが。近年はコニュニケーション形態が変化してきていてそれほど電話での会話はこのようなサービスにおいては必要でないのかもしれない。
人と人のつながりは消えない(はず)
これに関してはAR/VRが出てきてまた別の問題になるが、いくら技術が進化してきても人同士のつながりや会話の大切さがなくなることがなさそうだ。その形の一つとしてセラピストというのも面白いかもしれない。