我々人間は来るAI未来の準備はできているのか?
まずこの動画を見てほしい。
ご存知の方も多いと思うが、ハウステンボスの「変なホテル」と新宿歌舞伎町の「ロボットレストラン」でのレポート動画だ。
自動受付嬢の実用化
僕自身もSlush Asiaにてアパホテルのインターフェイス受付嬢(名前は勝手につけてます)を体験してきた。
機械が悪いのか僕の滑舌が悪いのか知らないが最後までチェックインできなかったので何とも言えないのだが、このインターフェイスは実用化はもうすぐランチ予定だそうだ。
アパホテルのブース(※手前の人はアンドロイドではなく、アパホテルの社長さんです。)
確かに今はまだ実験期間のようなものだろうが、確実にこれから増えていくだろう。(ロボットレストランは別として笑)
AIは今後我々にどのような影響を与えるのか
ただでさえもデジタルスクリーンによって人間同士の交流が減ったのに、AIはさらにこの希薄な社会関係を引き裂くのか。それともソーシャルメディアのおかげで普段なら連絡しないような人ともコミュニケーションが取れるようになったようにAIは我々がもっと愛する人と時間を取ることができるような役割を果たすのか。あなたはどう考えますか?また、人間の仕事にはどのような影響を及ぼすのだろうか?
人間は飯を食わないといけないし寝ないといけない。しかも感情や体調に左右される。それに比べて、整備やソフトウェアのアップデートさえすればマシンやプログラムは一日中働くことができる。
オックスフォード大などの調べによると、今の57%の仕事が自動化される恐れがある。また別の研究では、およそアメリカの仕事の半分が20年以内に機械にとって代わられる見込みだそうだ。前述のように実際取って変わられていく仕事はどんどん出てきている。
仕事がなくなるだけではない
一方で、異論を唱える人もいる。人間に取って代わるマシンを製作やメンテをするための人間が必要で、その仕事によって人間の仕事が今より足りなくなることも賃金が安くなることもないという主張だ。というよりむしろ賃金は上がったらしい。確かに、Uber
の導入によってオペレーターが不要になったのでタクシーの運ちゃんの賃金は三倍になったともいうそうだ。
これからの仕事
いずれにしろ、これからの職業はAIを中心としてシステムを考案・開発するAIの上に立つ側の人間とコンピューターからの指示を受けて仕事をこなす側の人間に分かれるのだろう。この辺のことについては落合陽一さんの著書に詳しく書かれていてすごく面白かった。
動画の中でホテルユーザーが答えていたように機械の対応だけでは寂しいし飽きてくる、そして気味悪い。やはり人間がやることによる暖かみある交流は人間がやるべきだ。だから、これからは人間がインターフェイスとしての役割を果たす仕事というのは重宝されるのだと思う。
僕らの世代はちゃんとAIとの関わり方、じぶんの働き方や生き方とちゃんと向き合わないといけないと思った件でした。
P.S. 誰か六月ロボットレストラン一緒に行きましょ!