人生はアキネーターみたいなもの
最近迷うことが多い。
東京に来て色んな人と会い、色んなものを見て「すげー」ってなる。
自分の軸が定まってないから焦りとか不安とかが高まる。
去年あれだけ行きたくて頑張ったアメリカの大学へもわざわざ行かなくてもいいのではないかとも思ってしまったほど東京は刺激的だ。(HiveShibuyaとかその界隈だけがそうなのかもしれないが。)
自分と同じ年のやつがVRで起業するのとか同じ阪大の先輩でこっちで活躍しているのを見ていたらその焦りは半端ではない。
ということをこないだSkyland Venturesの廣澤さんに相談したら有り難いお言葉をいただいた。
それは「人生はアキネーターみたいなもの」だ。
アキネーターとは質問に「はい」「いいえ」「わからない」に答えて実在の人物や架空のキャラクターなどを当てるアルゴリズムのこと。
僕たちは生活していると常に選択を迫られ、判断を下している。
忙しすぎたり、自分が見えていなかったりすると何となくで物事を決断してしまう。そして、気が付いたら「あれ、俺なんでこれしてるんだっけ?」となったりする。
逆に意識的にゴールを思い浮かべつつ判断していけば、もちろん努力しなければならないが結局はそこまでたどり着ける。
だから一週間に一回程度振り返ってみて一番大きかった決断はリマインドするのがいいのではと。
ここ最近無造作に動きすぎてそういう振り返ったりする時間がなくて、誤った判断をして人に迷惑をかけることが多かった。
振り返ってみると、アメリカの大学へ進学するという決断をしなかったら、阪大歯学部に行くことはなかったし、東京に来ることもなかったし、ここ二年で出会う人はかなり変わっていたと思う。その根底には「なんとなく起業したいな」という思いがあったからだろう。
それが分かった今、アキネーターからの
「今起業しますか?」の質問には
「いいえ」
「アメリカに行きますか?」の質問には
「はい」
「将来日本で仕事をしますか?」の質問には
「わからない」
と答える。そして今あることに全力で取り組みたい。