イスラエルを代表する5つのHealth Techまとめ

お久しぶりの投稿ですね。

このブログを始めた当初は英語のスタートアップやテクノロジー関連の記事を訳して行くことから始まり、AIによって消えるかもしれない仕事まとめ(会計士の記事が未だになぜか人気が高い。)を経て世界のスタートアップまとめに落ち着いたという流れがある。

そしてこの1ヶ月ほど自分の中でイスラエルからさらにソートをかけて、これからはイスラエルのHealth Tech, MedTech, BioTechあたりを中心に紹介していきます。

 

それでは、今知っておくべきイスラエル発Health Techスタートアップ5社を紹介していきます。(イスラエル発ですが、拠点を海外へすでに移している会社も含みます)

 

 

Rewalk Robotics

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http://rewalk.com/

2001年設立。2ラウンドで計$18.2Mの資金調達。また、2016年10月にポストIPOエクイティーで$12M。現在の拠点はベルリン。

 

Rewalk Robotics Ltd(旧Argo Medical Technologies Ltd)は、下肢障害のある歩行システムReWalkを開発、製造、販売しています。その製品にはReWalk Rehabilitation SystemとReWalk Personal Systemがあり、ReWalk Rehabilitation Systemは、歩行、立位、座り、リハビリセンター環境での階段の昇降を実現する。ReWalk Personal Systemは、家庭、職場などのさまざまな環境で日常的に使用するように設計されており、屋外およびあらゆる地面の形状にて機能する。ReWalk Personal Systemでは、座ったり、立ったり、回転したり、階段を上ったり下ったりすることができる。

ReWalkのデバイスは、ユーザーの足に縛られ、骨盤と手足の動きを刺激する。松葉杖のサポートを追加することで、以前は車椅子生活を余儀無くされていた人が階段までも登られるようになった。ReWalkの直立性を回復させる能力は、Claire Lomasが2012年ロンドンマラソンを17日かけて歩いたことで証明されました。これは創業者であるGoffer博士の革命的なウォーキングマシンなしでは実現できなかったでしょう。

ちなみにReWalkはもうwikiページもあります。

 

 

Telesofia

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http://www.telesofia.com/

2011年設立。2ラウンドで$1M資金調達。現在の拠点はテルアビブ。

 

Telesofia Medicalはどのデバイスでもパーソナライズされた、単純明快でインタラクティブな患者教育ビデオを配信可能にする。それまでの医療器具にインターネットを持ち込むのは極力避けるべきという暗黙の了解を打ち破り、このスタートアップにより、世界中の医師が、直感的な患者教育ビデオを通して、個人的で正確でインタラクティブな医療指導を行うことができる。例えば、患者が医師から新しい薬を受け取り、それを取る方法がわからない場合、Telesofiaのビデオは薬をどのように使用するべきか、そして注意すべき副作用、特定のニーズに合わせたデータユーザーがプラットフォームに入力した情報に従ってユーザーに解説する。Telesofiaのビデオはあらゆる種類のインターネット機器で閲覧でき、同社によれば、致命的な発作、ひどいアレルギー反応、さらには心臓発作などの極端な場合には、誰でもどこからでも直接アドバイスを受けることができる。2016年に遠隔医療が良しとされた日本でも注目すべきスタートアップでしょう。

 

 

Surgical Theater

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http://www.surgicaltheater.net/

2010年設立。3ラウンドで$9.63Mの資金調達。拠点はアメリカ・オハイオ州クリーブランド

 

Surgical Theaterは、脳神経外科手術前の計画とリハーサルが可能な手術リハーサル・プラットフォーム(SRP)を開発、販売するスタートアップ企業。特許取得済みの3次元イメージング技術により、手術前に外科医はリハーサルを行い、危険な手術をより安全に行うことが可能。

空軍のパイロットと外科医は一目共通点はないように見えますが、Surgical Theaterを設立したイスラエル空軍のパイロットであるMoty AvisarとAlon Geriによると、パイロットと外科医は同じスキルをしばしば利用するそうだ。 AvisarとGeriは、患者のCTやMRIスキャンから取り込まれた3D画像から医師がより複雑な手術を行うことができる画期的な医療プラットフォームを開発することでそれを証明した。Surgical Theaterは既に米国の神経外科医によって使用されている。医師がオペを行おうとしている脳(またはその他の関連器官)を知るためには、パイロットやビデオゲームユーザーでなくても、ジョイスティックを使って患者の皮質を操作して手術を行うことが可能。 Surgical Theatreは2012年の神経外科医会議で発表され、FDAの承認を得て以来、Mount Sinai、Mayo Clinic、NYU、UCLA病院などの米国の主要病院で実施されています。 Surgical Surgical Rehearsal Platform(SRP)の成功後、外科医が手術中に過去の臓器やその他の動脈を見て、危険な事故の発生を最小限に抑える技術を開発しようとしています。

軍事産業が盛んなイスラエルだからこそ湧いて来たインスピレーションと技術ですね。

 


SNAP Sequence

 

 

HelpAround Real-time Patient Support

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http://helparound.co/

2013年設立。3ラウンドで$1.59M資金調達。現在の拠点はカルフォルニアのサンタモニカ。

 

HelpAroundは、時間、家族、地域社会、およびサービスをそれぞれの慢性糖尿病患者に合うよう支援する。健康および製薬のブランド側へもHelpAroundは患者に適切な治療法を提供するのに役立つというメリットがある。

糖尿病にかかっている人や、インスリン抵抗状態にある人を知っている人は、それには多くの器具やケアが必要であることを理解してるが、糖尿病患者が完璧なケアをしても、それでも症状を常に防げるとは限らない。なのでHelpAround Real-time Patient Supportが開発したアプリケーションHelpAroundではできるだけ多くの人々をつながりの中に入れようとしてる。モバイルアプリケーションは、糖尿病患者が、グルコース錠剤、計量器、または共用するインスリンの投与量を自分の近くの人とシェアすることが可能。また、糖尿病患者が突然糖尿病性昏睡状態に陥ったり、発作を起こしたりすると、近辺の看護師や糖尿病専門の医師の緊急対応がスマートフォンボタンのタッチで受けることができる。 そして2014年にはHelpAround Real-time Patient Supportは同様のサービスを食品アレルギーを持つ人たちに向けてもローンチし始めた。

 

 

Umoove

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http://www.umoove.me/

2010年設立。4ラウンドで$2.5M資金調達。拠点はエルサレム

 

Umooveは追加のハードウェアを必要とせず、カメラを備えたスマートフォンタブレットと互換性のある顔と目の追跡ソリューションを作成、ジェスチャー認識のためのプラットフォームを開発しました。それにより ユーザーはゲームをしたり、企業が目瞬きによりユーザーの興味を観察することができる。Umooveは、社内の医療アプリケーションを開発すると同時に、世界のトップ大学での視力検査の研究に力を入れている。目の追跡は、ADHD、脳震盪、外傷性脳損傷アルツハイマー病、自閉症脳卒中などの多くの神経学的障害の診断および治療方法として使用される予定。Umooveの最初の製品uHealthは、2015年の初めにリリースされ、AppStoreで見ることができる。mHealthの他にUmooveはSDK、ゲーム、自動車、分析、広告、ウェアラブルなどのさまざまな市場の第三者開発者と技術を共有。

同社では、他の一般的に使用されるモバイルコンポーネントのように顔の表情に応じて反応するゲームプラットフォームをすでに開発しているが、現在は重要な医療用途にその技術を適用したいと考えているよう。 「Scientific American」のレポートによると、Umooveのような視線追跡ソフトウェアは、自閉症注意欠陥多動性障害パーキンソン病などの重篤な脳障害を発見するために使用できます。目と顔の認識技術は、トロント大学の視線追跡研究者であるMoshe Eizenmanが「各個人の脳内に存在する世界のモデルを反映している」ように、個人の脳内の世界観を分析することができる。Umooveの追跡技術は、現在までに約3百万ドル相当の投資家の関心を集めています。

 

 

 

参照元

http://nocamels.com/2014/06/the-six-israeli-startups-on-forbes-top-ten-health-tech-changing-the-world/

https://www.crunchbase.com/#/home/index