Snapが買収、ショッピング向けARスタートアップ Cimagine Media

SnapchatSnapがAR技術を強化するために2016年12月に$30-40Mで買収したイスラエルスタートアップがある。それがCimagine Mediaだ。

 

Cimagine Media

2012年イスラエルにて設立。3ラウンドでExplore. Dream. Discover, iVentures Asia Ltd., OurCrowd, PLUS Venturesより資金調達、合計額は不明。

CIMAGINE - Leading Augmented Reality Platform for retailers and brands

 

f:id:nontanred:20170120070035p:plain

 

Cimagineの技術によって個々のユーザーがスマホタブレット上のボタンを押すだけでが自分の家や店舗に製品がどのようにフィットしどのような見栄えになるのかを見ることができ、B2Bにおけるサービスでは顧客が望む場所にあたかもそこに製品があるようにデバイス上で実演することが可能。さらにCimagineは店舗販売を行う企業に無限にバーチャルでショールームを作成することを可能にする。CimagineのAR視覚化プラットフォームは、物理的なマーカーを必要とせず、ユーザーが実際の製品の見た目や感じを実感できるよう他の仮想製品サービスの比類にはない3D画像レンダリングを提供。Cimagineのサービスは現在市場に出回っているまた今後出てくるであろうほとんどのスマートデバイスにおいて対応しており、動作を開始するためには1行のコードの統合のみを必要とする高速ロールアウトもCimagineがサポートしているそうです。

 

 

以下の動画を見ていただくとイメージが湧きやすいと思います。

 


Cimagine: Augmented Commerce

 

CimagineはすでにShop Direct, John Lewis, Coca-Colaとパートナーシップを結んでおり、企業の小売店にAR技術を取り入れていく原動力となって行きそうです。Snap自身も今後大型小売業者やデパートなどと提携を結び、Snapのサービスにおけるエンゲージメントや費やす時間を伸ばそうという狙いがあると見られる。そうすることでSnapとの契約企業も新たな広告の機会が得られるので、Cimagineの技術は魅力的に映ったのでしょう。

 

Cimagineには現在20名ほど在籍しており、今回の買収によってSnapは中東での開発拠点を獲得。Cimagineはコンピュータビジョン、リアルタイムイメージプロセッシング、モバイル開発、インターナショナルマーケティングを専門にしており、どれもSnapと競合する分野でもある。Cimagineはコマース市場にフォーカスしているため、来年にSnapchat上でショッピングできる機能を追加し新たな領域での収益を見込んでいる。Snapの機能を次々に模倣し追随してきているFacebookInstagramとどう差別化するのか今後が楽しみです。

 

(参照記事:

https://www.crunchbase.com/organization/cimagine-media#/entity

http://venturebeat.com/2016/12/24/snap-reportedly-acquired-augmented-reality-startup-cimagine-media-for-up-to-40-million/